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<title>自分の仕事をつくる</title>
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<description> 本書は、「働き方」が変わることで世界が変わる可能性があるのではないか、と考える著者が、素晴らしい仕事をしている方々の働き方を訪ねた報告書です。
 私は、日々の仕事に追われて気持ちがざらざらしてきた...</description>
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 本書は、「働き方」が変わることで世界が変わる可能性があるのではないか、と考える著者が、素晴らしい仕事をしている方々の働き方を訪ねた報告書です。
 私は、日々の仕事に追われて気持ちがざらざらしてきたときに、何度も読み直して気持ちを立て直しています。
 こんなに物にあふれているのにちっとも満たされない私たち…。著者は、「建売住宅の扉は、開け閉めのたびに薄い音を立てながら、それをつくった人たちの『こんなもんでいいでしょ？』という腹のうちを伝える。…『こんなものでいい』と思いながらつくられたものは、それを手にする人の存在を否定する」と言います。
 本書で触れた方々の生き方を読むだけで、心がしゃんとしてきます。「仕事に対するオーナーシップは自分で持つ」「仕事を通じて学びを拓きつづける」といった、出力をしながら入力をする姿勢がはっきりしている内容でした。質の良いアウトプット（他人に影響を与えるような作品）を残せること、また、作品を仕上げていく過程で課題を解決しながら自分の能力を伸ばしている姿が印象的です。

できる範囲の仕事しか引き受けないそこのあなた！
「できる！とホラを吹いて仕事を引き受けることで実力が上がる」とのこと！ちょっとだけ『ビジョナリー・ピープル』を彷彿とさせる
読み始める前に想像していたよりもずっと濃い内容の本で
読後に何だか元気が出てきました。

それぞれの分野で一流といってもいい人々の働き方
自分のやりたいことをやって、かつ生活の糧を得る手段として成り立っている
そんな仕事のありかたを本書では、
どこかから与えられて受動的にこなす仕事と対比して「自分の仕事」と呼んでいます。

取材を元にした内容ではありますが、
ただ相手とのやり取りを収録したものではなく
同一のテーマに沿った複数の取材内容をからめることで
「自分の仕事をつくる公式」とでもいうべきレベルの解答を導いている点が
同様のコンセプトで作られた類書との大きな違いだと思います。
それはまた、この手の本にありがちな
「結局のところ、この人たちが一流だからこんなことができるんでしょ」
といった身も蓋もない意見を爽快に打ち砕いてくれます。

本書を読むことで
どんな人も、働き手としてのスタートラインには、そう違いが無く
考え方と行動の積み重ねによって、誰にでも一流の仕事に手が届く
と思わせてくれる何かを感じました。

わずかな時間でパラパラと斜め読みするには適さない本ですが
中学校務の私としては
進路指導の教材資料として教室に備えようと思っています。はじめての職場…そこには既に動いている社会があり、その中で求められることに自分を近づけていく作業を必要とされているように感じるものです。誰かがつくりだした社会に身を投じるのならば、その作業をしたうえで何が疑問か・素晴らしいのか・不満か？考えればいいと思いますが、自分でつくりだすのであればまた話が違ってくる。失敗や挫折を先に考えてしまって、思うように立ち行かない…といった状況になることも容易に想像できる。この本は、そんな「自分でつくる」人にとって、何かの保証を与えるでもなく、安心させるのでも確信させるのでもないが、「自分でつくる」＝「たのしい」という構図を見せてくれます。そんな本だからこそ、押し付けがましさを感じずに、すがすがしく読みきれるのだと思えました。建築・デザインに関わらず、すべての働く人にとってたのしい本ですので、お奨めします。て売り住宅がないと困るって?限られた中でいいものを作ろうとしているのにわかってないって?そんなことないですよ。意味のないものは作る人も買う人も幸せにしない。ただ作ることに疑問を持ったから、本物を作ることを実行したまでじゃないですか。仕事の過程を大事にする人がもっと増えることを望み、そんな人達にエールを送る素敵な本だと思います。
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<title>愛の話 幸福の話</title>
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<description> 美輪明宏さんの本の中でも特に好きな本です。
 美輪さんの本は、人としてどうあるべきかということが本質を突いて書かれている本が多く、読むといつも心が洗われます。特にこの本は、言葉が自分の中に入ってき...</description>
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 美輪明宏さんの本の中でも特に好きな本です。
 美輪さんの本は、人としてどうあるべきかということが本質を突いて書かれている本が多く、読むといつも心が洗われます。特にこの本は、言葉が自分の中に入ってきやすいためよく読むことが多いです。
 日常のなかで忘れてしまうことを思い出させてくれ人に優しく出来ます。初めて、美輪さんの本を購入しました。

どこからどういう順番に読んでも、どんな角度から読んでも

素晴らしい本です。

読むだけで、一回りも二回りも大きくさせてくれます。

そして、何回読んでも、ハッとします。

おそらく、読み終わった頃には、

美しい人間になるだけの知識は

備わっているでしょう。

初めて美輪さんの本を買ったのが、この本でした。
他の本は質問形になっていたりしたので、私には合わないと思い（結婚生活の悩みとかが載っていたので）、美輪さんの美のアドバイスを直接受けられるこの本を選びました。

結果は大正解。
美輪さんの美意識の高さや、幸せとはなんなのか、感慨深いものばかりです。
最近の子に対して喝を入れてくれる感じです。
一つ一つの文章を丁寧に読んでいくと、本当に心が洗われるようでした。
また、若い頃の美輪さんの写真は必見！
本当に美しい。

人生のバイブルにしたいと思っています。
美輪さんの本で何を買おうか迷ったら、この本をオススメします！というのが第一印象です。
一度流し読みをした程度ではなかなか理解はできないかもしれません。
男を磨く・女を磨くと簡単に言えますが実際本書でおっしゃられているような相手本位の考え方ができるかどうかははやり一長一短にはいきそうにありません。
ついカッとなったり嫉妬に溺れそうになったときにこの本を読み返してみようと思います。【こだわりを無くし、相手の見える所だけを見るのではなく、見えない所を見る。】
無償の愛は、一言で言えるけど簡単じゃない。
美輪さんのこの本を読んで、人を大切にすることや愛するには、いかに教養がそして、理知が必要なのかが分りました。
妄想ではなく、相手の見えざる所を見れる知性を自分も磨いていきたいと思っています。
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<title>旅の途中―巡り合った人々1959-2005</title>
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<description> そろそろ回想録を……、と提案されて、著者は考えました。
 ジャーナリストとして歩んできた自分は、何かを成し遂げてきたわけではない。むしろ、いろいろな形で「弥次馬」として関わってきた他人様を書くこと...</description>
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 そろそろ回想録を……、と提案されて、著者は考えました。
 ジャーナリストとして歩んできた自分は、何かを成し遂げてきたわけではない。むしろ、いろいろな形で「弥次馬」として関わってきた他人様を書くことで、かえって自分を表現できるのではないか、と。
 といっても、交友関係は広く、語るべき取材対象も多岐にわたっている著者ですから、取りあげたい人を全て書いていたら、いったいいつ終わるのかわからなくなります。本書執筆に当たって決めた方針は、「一業種一人」という制限です。
 ですから、「ニュース２」のエンディングテーマを作曲して歌ってくれた井上陽水も、朝日新聞社内で認め合った“畏友”石川真澄も、他の人物のエピソードの一部に登場するだけです。筑紫ファンには若干もの足りない気もしますが、確かにこの一冊を読めば、著者の歩んできたジャーナリスト人生、反体制的な生き方が俯瞰できます。著者の意図通りといってよいでしょう。

 私があらためて感じたのは、筑紫氏の文章の魅力の一つは詩的表現にある、ということでした。
 なかでも、絶筆『我、拗ね者として生涯を閉ず』の完成を目前にし、壮絶な最後を遂げた本田靖春氏を追悼した文章は、読者の心に染みる、魅力に満ちた文章でした。

 笑っちゃったのが、忙しすぎる小澤征爾を心配して、本人に言っても通じないからと家族に言ったら、娘の征良さんに笑われたそうです。
  「その通りだけど、あなたが言うのはどうかと思う」と。

   もっと笑っちゃうのが、しばらくしてから、同じ征良さんから言われた言葉。
   「だれの言うことも聞かない。
    言ってもらえるのはあなたぐらいしかないかも」

 それにしても、仕事とはいえ膨大な取材相手と接触して、よく人間嫌いにならないものです。
 同じ感想を抱いた視聴者からの言葉、
   「人あたりしませんか？」
に同感しました。ジャーナリストとしてニュースキャスターとして活躍する彼が、
出合った人について書く。
意外な人との出会い、
そしてその人との意外なエピソード。

結構おもろいぞ。

いつかこんな本を書きたいな。
自分が巡りあった心に残る人について。


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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/04/4101235058.html">
<title>深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)</title>
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でも、読み物としては面白いです。入社試験時...</description>
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１年掛けて、大陸を貧乏旅行する経験自体は、良いことだと思うのですが、沢木節よろしく「だから俺は、他の若い奴より偉いんだ」的な態度には苦笑してしまいました。
でも、読み物としては面白いです。入社試験時の敵前逃亡に対し、もっともらしい言い訳をする所は「自分には優しい人なんだなぁ」と人間、沢木耕太郎さんを見た思いがして、良かったですね。バックパッカーやった奴が偉らいなら、日本で義務化すれば良い。とおもわせる逸品です。
読み物としては、面白いのでオススメです。その昔、１ドルが３６０円だった。それがバブル期に８０円になったこともあった。円高はバックパッカーに都合が良く、またアジアへの旅はもともと物価が安く過ごすことができるメリットがあって私のような貧乏学生にも海外旅行ができた。この小説を読むと、今すぐにでも旅立ちたくなるが、現実的には、家庭を守り、子どもを進学させねばならず、家のローンも残っているし、仕事をやめる勇気はない。ということで、再び合流する楽しみは２０年先の退職後にとっておく。

小説中にとても共感できる部分が、２つある。その１つは、道を聞かれるくらいに現地に溶け込むと、旅人側は好奇心に満ち溢れていても、現地の人から外国人とは思われず、透明人間になっていくような快感があるということ。
もう１つはマカオのカジノで大金をスッてドロップアウトするのか、しないのか心理的な境界線上の揺らぎを主人公は一種の快感だという。
この２点に共感できる理由をうまく説明できないのだが、いずれにせよ、知人友人肉親、学校会社、地域社会などから完全に切り離された一人の人間として、誰からも関与されていない心地よさがあることは確かだ。他にリンクして考える必要が無い。決めるのは自分だ。

これから旅に出ようとする若い人にも良し、またかつてバックパッカーを気取ったおじさんやおばさんにもお薦めできる本である。また、深夜特急の世界が好きな人には狩撫麻礼原作、たなか亜希夫画のコミック「ボーダー」もお薦めする。
香港・マカオ編は、とにかく熱い！毎日が祭りのような香港の庶民街の熱気に、常に頭に
血が昇ってるぐらい白熱してる大小という博打。とにかく読み出したら、止められなくて
あっとゆうまに最後まで読んでしまった。ユーモアもあり、うら寂しさもあり、勉強にも
なるので誰が読んでも楽しめるんだろうなぁコレは。黄金宮殿などという贅沢な？（笑）宿
の件も何か微笑ましい。やっぱり沢木さんの人柄も大きいのかもなー、変に繕う事もないし
だからって品がない訳でもないから、もの凄く読みやすいし、なんかどんな状況におちいって
も後腐れなく気持ちがいい感じを受けるな。
それに明暗も両方ともしっかり描いていて、賑やかな祭りの裏での浮浪者の件や、日本に
強い憧れを抱く青年の件も何か感慨深い。
それにしても大小は面白そうだなー、僕は普段、麻雀しかしないんだけど、大小・・・いつか
やりにいってみたいぜ！

後、巻末に付いてる「出発の年齢」って対談も、色々背景を知れて良いです。この本が書かれたのがたしか1980年代。
私は海外に行った事が無いので、この本を読んでまるで自分が体験しているような錯覚に陥っている。
単なる仕事からの言い逃れの為に、香港からロンドンへ陸路をつなぐ旅へ旅立つ著者は、様々なカルチャーショックを体験しながら、いつか自分自身を見つめなおし、またその呪縛から解放されてゆく。
シルクロード編を読んで思った事は、私は溢れかえる物乞いに対してどういう行動を取れるのかということ。その一つの答えがあった気がします。
海外に旅立つあなたは、本当の旅人になれるのか？
行く前に是非読んで欲しい！全巻読み応えがあります。何でこんなに共感を呼ぶのだろう。私は既に中年とも言えるサラリーマンだが、確かに全てを放り捨てて旅に出たくなった。仕事柄、年中海外には行っているのに、である。

著者は26歳までに旅を出るのが良いと言われ、旅に出た。であるなら、この本は26歳までに読むのが良いのかも知れない。が、若くしてはまると永遠の旅人になる恐れが確かにある。それはそれで幸せかも知れないが・・・

この本はバックパッカーのバイブルかも知れない。だが、僕が思うに、この本の通りにその土地に行くという使い方ではなく、著者の旅の仕方なり考え方を自分の旅に取り入れるのが良いと思う。それは著者の好奇心であり、謙虚さであり、だが一方自分を主とした考え方などなどである。『ちょっと冷やかしに行ってみる』、とか『不思議なまでに言っていることが完璧に分かる』などは自分を主として考えなければ思いつかない。自分が分からない言語の会話を聞いて、言っていることが分かる訳はないのである。ただ、自分の中で想像しそれが合っていると100%分かったと思い込んでいるだけなのである。

だが、それで良いのだ。だれが点数を付ける訳でもない。自分が、自分のために旅行しているのだから。それが、しがらみの多い世の中で、常に他人を気にしている私たちがこの本に、この生き方に強烈に魅かれる理由なのかも知れない。

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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/05/4101392226.html">
<title>地図のない道 (新潮文庫)</title>
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<description>  ユダヤ人ゲット、トルチェッロのモザイクの聖母像、＜治療の見込みのない病人＞、コルティジャーネ(高級娼婦)、レデントーレ…。 在りし日の友人たちの思い出に導かれながら須賀敦子が描き出したヴェネツィ...</description>
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  ユダヤ人ゲット、トルチェッロのモザイクの聖母像、＜治療の見込みのない病人＞、コルティジャーネ(高級娼婦)、レデントーレ…。 在りし日の友人たちの思い出に導かれながら須賀敦子が描き出したヴェネツィアは、一般的なガイドブックが伝えるヴェネツィアとは、だいぶ趣を異にする。彼女のヴェネツィアを一言でいえば「深い悲しみと慰めの場所」。じつは、彼女が人生の一番辛い一時期をどうすることもできずに無為に過ごした場所が、ヴェネツィアであった。ここに表象されたヴェネツィアは、彼女自身の心象風景でもある。 私は須賀さんの書く文章がすごく好きだ。飾り気のない言葉で、それでいて深い言葉で書かれた文章だ。この本はヴェネツィア(一部、ローマやフリウリ地方についても)について主に書かれており、ユダヤ系の人々や娼婦などについて書かれている。イタリアに関して書かれたエッセイは山ほどあるが、こんなに考えさせられるような、読み終わっても頭にこびりついて残るようなエッセイは彼女にしかかけないと思う。普段、私たちが見る事のできない｢イタリア｣という社会の違った一面をのぞくことができると思う。今すぐヴェネツィアに行きたくなってきた…今年になって須賀敦子さんの本を続けて読み始めたのだが、文章が本当にこちらの心にしみてくる。かなりひらがなの多い文章だが、心のままを誠実に書いているのがこちらに伝わってくる。最近イタリアというとパスタやグッチなどのブランドもばかりに関心が行きがちだが、須賀さんはイタリアの中でもいわゆる負け組（私はこの言葉大嫌いなのだが）の人たち、貧しい人やユダヤ人などに目を向ける。特にこの本ではローマやヴェネチアのユダヤ人と娼婦について語っている。そこらのイタリア本とは一線を画す、すばらしい本です。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/06/459402856X.html">
<title>孤独のグルメ (扶桑社文庫)</title>
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<description>個人貿易商の主人公が行く先々で
ただひたすら、淡々と店に立ち寄って
食す、ただそれだけなのに
そこにある人情、風情、土地柄、孤独
までも感じてしまう
名作でございます。

グルメ系の漫画は兎に角、リ...</description>
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<![CDATA[
個人貿易商の主人公が行く先々で
ただひたすら、淡々と店に立ち寄って
食す、ただそれだけなのに
そこにある人情、風情、土地柄、孤独
までも感じてしまう
名作でございます。

グルメ系の漫画は兎に角、リアクションが大袈裟だったりしてわたくし
苦手なのですが
これはその大袈裟さが無く
落ち着いて読めます。
まさに大人の為の食漫画、です。

しかし主人公が思いのほか
食べたいものにありつけていない(ライスが無かったり)
のはご愛嬌でしょうか。
そして和菓子屋での豆かんは異様なまでのリアリティを誇っております。
是非ご堪能くださいませ。

ビジネスマンは昼食時も仕事だ。
誰かと昼食を共にすることにより、情報収集に努めるべし。
などとどこかの本に書いてあるかもしれないが、私は一人で食事をすることに幸せを感じる。
誰にも邪魔されずに、味わい、自由を感じるのが楽しい。
時間も限られ、予算も限られた中で店構えで味を瞬時に判断して入店し、注文する。
サラリーマンの昼食にはちょっとしたスリルの要素がある。
そういった意味で、孤独のグルメがこれだけ売れ続けていると言うことは、私みたいな勤め人は少なくない、と言うことなのだろう。
なにせ、このマンガの主人公が食する店は、給料日前でもフトコロに影響がなさそうな店ばかり。
時には夜中のコンビニのおでんだったりする。

グルメ本に頼らずとも、普通にうまい店はたくさんある。
それも、近所の定食屋にこそ掘り出し物があるかもしれない。
背伸びせずに、それでもうまいものを食いたい、という我々庶民の気持ちを代弁するかのようなマンガがこの「孤独のグルメ」なのだ。

千円札を握りしめて、近所に駆け出したくなる、そんな身近なグルメ本。何度読んでも引き込まれます。
お店で何かを食べる時には、出てきた料理の味だけではなく、
その時の気持ち・コンディション、周囲の様子、お店の人の人柄など、
さまざまな要素が思い出されるものですよね。
決してグルメ本ではないのですが、不思議と何かを食べたくなります。
一度はぜひご覧下さい！期待以上に面白かったです。短編で一話は8ページですが、一話一話にしみじみとしたドラマがあります。
基本は平日、仕事の合間に一人で食事するところを探して食べるのみで、描写も淡々と静かなのですが、それがよいです。

特別なご馳走というわけではないのですが、どれも美味しそうで、日本人ならば「食べたいー」と思ってしまうこと請け合いです。
また、お店（など）の描写が生き生きしてて「あるある、こういうお店」と共感できます。原作も絵もいいということだと思います。

本当に男〜という感じの本で、女の自分にはそんな男の視点も面白かったです。
なお、お店は東京がほとんどです。文庫の帯に『メシを食うことが、これほどのドラマを生む！何度も読み返しえしまう、
これぞ食マンガの最高峰！！』とあるが、まさにその通りである。

格闘漫画のように異常な動きで料理を作ったり、絶対に食えない高級食材のオンパレードだったり、
ウソ臭い料理番組のように一口食べてバカ騒ぎするわけでもない。

ただ、どこにでもある外食店（あるいはコンビニ）で食事をし、「うん。ウマイ」だの「これはちょっと・・・」と
顔をしかめるだけである。

時にはシュウマイの熱気に慌て、時には横暴な店主にアームロックをかけ、そして、ひたすら食う！

あぁ・・・自分で何書いてるかも分からなくなってきた。
とにかく必読の料理コミックなのだ！読！読めば分かるさ！ 
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/07/493144976X.html">
<title>サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣</title>
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<description>著者(ヒックス夫妻)「エイブラハムとの対話」などの引き寄せの法則を
少女サラとふくろうのソロモンの会話形式で分かりやすく書いた物語です。
日常生活で、いやな事に意を向けているサラに対して、
ソロモン...</description>
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<![CDATA[
著者(ヒックス夫妻)「エイブラハムとの対話」などの引き寄せの法則を
少女サラとふくろうのソロモンの会話形式で分かりやすく書いた物語です。
日常生活で、いやな事に意を向けているサラに対して、
ソロモンは常に自分が望むこと、愛しく思うことに意識を集中するように教えます。
ソロモンとの会話を通じて、サラが生き生きと成長していく様子がうかがえます。
そして、自分自身をサラに置き換え、ソロモンとの会話を楽しめる本だと思います。
私は、引き寄せの法則を何冊も読んでいますが、｢サラとソロモン｣は読みやすく、
物語としても楽しいので、幅広い年齢層にお勧めできると思います。皆さんの感想を読んで、思い切って購入。
大正解でした！

引き寄せ本は、正直言いまわしが、まわりくどく、ぶっちゃけどういう事がいいたいのかが、ぼけて感じられてたので。
私の、読解力では、この本くらいがちょうど良かったみたいです。

引き寄せの法則を読んで、私のように良い本だけどちょっとわかりにくいと思ってた方にオススメです〜

おかげで今日も、幸せな一日を過ごせて、ワクワクしてます。
同著者の「引き寄せの法則」3部冊の高難易度にくらべたら
こちらの分かりやすさはすばらしい。同じ著者とは思えないです。
物語形式なのに、大事なところをすべてカバーできています。
ザ・シークレットに比べると、モノを引き寄せる話はかなり遠慮がちで、
幸せそのものについての記述が多い。
ザ・シークレットの「モノがほしい、カネがほしい」に疑問を感じてしまったような人は、
こちらの本をよめば、本質がわかります。モノやカネが引き寄せられるのは、
あくまでオマケみたいなものであって、その本質はもっと高いところにある。
それがよくわかります。そして、引き寄せの法則というものそのものが、好きになるはずです。
引き寄せの法則というものに出会えて良かった、と心から思えました。
「引き寄せの法則」をベースにした少女サラとフクロウ・ソロモンの物語。

幸せになるシンプルな秘訣がそこにはあります。
外に向かって散漫しがちな日々の感情を《味わい愛でる》ことによって内なるエネルギーと変容し、増えれば増えるほど《幸せの流れ》に乗る。どこにでもある幸せを受け入れるのも押し流してしまうのも、自分の《心の扉》次第であることがよくわかります。

何より、サラがソロモンから教えてもらったことを一つずつ実践して心に浮かぶ疑問と素直に葛藤しながらも受け入れ、成長するプロセスがよかったです。

本の構成は第一部と第二部。第二部は究極です。おススメです。
波動でそれに近い物や人物が引き寄せられるというのは

やはり本当だった。感動しました。

また、この世の中は良いことしか起きないことを

再確認できました。ありがとうごさいます。


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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/08/4061593250.html">
<title>シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))</title>
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<description>不景気だし最近いいことないな、誰かに肯定されたいな、と思ったので「そうだ、日本と日本人を褒めてる本を読もう！」と思い、読んだ１冊。目的達成。シュリーマンに褒め倒され、元気になりました。
でも、今の私...</description>
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不景気だし最近いいことないな、誰かに肯定されたいな、と思ったので「そうだ、日本と日本人を褒めてる本を読もう！」と思い、読んだ１冊。目的達成。シュリーマンに褒め倒され、元気になりました。
でも、今の私たちじゃなくて幕末時の日本人を褒めてるだよな、と思うと反省のほうが多い。この頃の日本人と今の日本人は別ものです。それが何故かはもちろんこの本に書いてないし、この本の感想にはならないのでパスしますが、二十歳以上ならば各々考えてみたほうがいい。

ところで、この本をタイムマシンと書いている方がいますが、その通りです。当時の日本人の生活や風俗をとても生き生きと描いている。
とは言え、観察者が外国人であるため首を傾げる記述もあり、江戸期がかなり遠くなったことから事象のアレコレが少しわかりにくかったりもします。求めるものが「理解」であるなら、幕末期や江戸風俗について書かれた本を並列して読み進めることを勧めます。

翻訳ものとしてはとても読みやすい、平易な文章なので、歴史好きならばオススメです！ あのシュリーマンが幕末の日本を訪れていたなんて・・・
 まず、そのことに素直に感動です。
 そして、幕末の日本で見たこと聞いたこと体験したことについて
実に鋭い観察眼で日本を見ていることに感銘すら覚えます。
 シュリーマンの見ていた日本は、今の日本には失われたのものば
かりのような気がしてなりません。
 日本再発見の本です。貿易などで発掘に必要な資金を用意できると
さっさと事業をたたみ世界旅行に出かけた時の
旅行記がこの作品です。
思い込みや間違いも多いですが、独特の審美眼で
清国と日本の風俗を観察し、イザベラ・バードの
ような西洋の目線で東洋を語るのではなく道具や
生活習慣にまで食い込み描写する様はまるで自分が
その場所にいるような錯覚を覚えるほどで不思議な
感覚になり読ませます、日本の質素で合理的な家や
食器などの道具を絶賛し、風通し良い世間といえる
社会構造がこの国の最大の魅力だと言っています。

あー江戸時代のほうが今の日本よりもしかしたら
幸福だったのかもと思ってしまうほどの褒めようで
恥ずかしくなるほどです。清国の旅行がよほど
合わなかったらしいことからの落差もあるでしょう。
楽しい読書もたまにはいかがでしょうか？

ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語
スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語
イタリア語、ギリシア語、ラテン語、ロシア語
アラビア語、トルコ語と文章の丸暗記により
他国語を自由に操り旺盛な好奇心と冒険心で
トロイアの遺跡も彼の功績のひとつです。 トロイア遺跡の発見で有名なシュリーマンは，その偉業を遂げる前の数年間，世界漫遊をしていた．その際，幕末の日本も訪れており，本書はその時の見聞録．

 シュリーマンが当時の日本人に対して受けた印象は，礼儀正しい・親切・高慢不遜さがない・たいへん清潔とのことで，その前に訪れていた清国との違いに，たいへん驚いたらしい．また，西洋との文化の違い，例えば人々が家の中に家具類をほとんど置かない（持たない）ことなどについて，色々と彼なりの解釈・考察を繰り広げ，つぶさに記しているところが面白い．

 シュリーマンが見た，今から五世代ほど前の日本人が持っていた習慣，あるいは美徳と言えたかもしれない性質は，今はもう失われてしまったのだろうか？それとも，普段意識しないようなところで生きているのだろうか．私たち自身を知るうえでも，貴重な本かもしれない． 1865年、江戸末期の日本。当時の日本について私がおぼろげに知っていたことは、教科書に書いてある非日常的なことや、時代小説の中の想像の世界に限られていました。しかし、シュリーマンが書いたこの旅行記は、私達を生きた江戸時代へそのまま運んでくれる、まさにタイムマシンです。秀逸な和訳（原文は仏語）による所も大きいのでしょうが、細やかで読みやすい描写が当時の日本人の息づかいや体温まで生き生きと感じさせてくれます。

 日本を訪れたことのある知人達から何度もその素晴らしさについて聞かされていた著者は、日本へ行くことを永年夢見ていました。類まれな商才と語学力を生かし、やがて世界をまたにかける貿易商として成功、巨万の富を築きます。そして、その潤沢な資金を元に、43歳の時に世界漫遊の旅へ出発し、ようやく念願の日本へ。今この稀少な見聞録を手にしている私達にとって幸運だったのは、この著者が旺盛な好奇心、執拗な探究心、さらに異文化を暖かく受け入れる広い心の持ち主だったことです。

 日本に滞在した期間はほんの1ヶ月程度だったようですが、その取材力と行動力は驚嘆に値します。聞くもの見るもの全てに興味を示し、それらをなるべく克明に記録に残そうとしています（雑貨類の細かい寸法まで！）。そして何より興味が尽きないのは、そんな著者の暖かい目に映った、純粋で愛すべき私達の祖先の姿です。貧しいながらも清潔で配慮の行き届いた生活ぶり、外国人である著者に無邪気な好奇心をあらわにしつつも懇切丁寧に接する町の人々、また決して賄賂を受け取ったりしない高潔な役人たち。銭湯が全て混浴で、性に対して大変おおらかな国民性に著者が新鮮な驚きを感じるあたり、いつしか自分もこの外国人著者と同じ視点に立ち驚きを共有していることに気づかされます。

 そして読後に残る、心の痛み。それは、かつて存在したそんな日本と日本人の美徳に対する喪失感に他なりません。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/09/4101235066.html">
<title>深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)</title>
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<description>香港を出発して、マレー半島を下ってシンガポール向かう第2巻です。

なんといっても娼婦の館での件が面白すぎました（笑）。なんか陽気で和気あいあいとしる
雰囲気が伝わってきて思わずニンマリ。娼婦にたか...</description>
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<![CDATA[
香港を出発して、マレー半島を下ってシンガポール向かう第2巻です。

なんといっても娼婦の館での件が面白すぎました（笑）。なんか陽気で和気あいあいとしる
雰囲気が伝わってきて思わずニンマリ。娼婦にたかるヒモの若者達なんてギャグにしか思えな
いが世界は広いもんだ（笑）。

前回から亘って、同じアジア圏でも色々と差異もあり読んでて面白いですね。何か旅先で
出会う人々をみてると、やっぱ日本人って真面目なんだよなぁ〜と感じます。まぁそのぶん
つまんないのかもしれないけどね。

人物描写もいいんだけど、食べ物の描写がいいな〜。僕なんか普段食べたか食べないかわか
らないぐらい、食べることにこだわりも執着もない人だが、これ読んでると不思議なことに
無性に食い意地がはってきます（笑）。なんかどれもこれも美味しそうに思えてくる。

あと巻末についてる対談は高倉健さんとです。「死に場所を見つける」なんてヤバイぐらい
カッコいいタイトルだが、内容も渋くて勉強になりました。オススメです。 私達はどこか別の世界に連れて行ってくれることを期待して本を読むことが多いです。この本は、ページをめくればいとも簡単に夜行列車の旅をしたり売春婦の館に泊まったりできてしまいます。
 バンコクやシンガポールなどの都市は魅力が少なかったようですが、その分、多くの人とふれあい多くの人の親切を受けます。白人や黒人と違って黄色い肌のアジア人同士だとどっかで分かり合えるような気がします。前巻は香港・マカオの滞在型の旅でしたが、今回はマレー半島を移動しながらの旅行記となっています。
バンコクからスタートしてシンガポールまで途中いろんなところに立ち寄りながら長い時間をかけての旅となっています。
移動には鈍行の列車を使っており、現地の様子が伝わってきます。
いろんな場所を移動しながら、旅の技術が向上していっている様子が分かります。
特に面白かったのが、筆者が「そろそろ次の街へ移動する時期だ」と感じる瞬間です。
この感覚をマレー半島で見につけたことが、この後の旅をいい方向に導いたのではないかと思いました。香港とは違うアジアの雑踏・大都市である、バンコクと
シンガポールでの体験（感覚）が非常に面白かった。
バンコクは言ったことがないので良く分からないが、
シンガポールは感想した都市のイメージが残っている。
深夜特急の凄さは、いろんな紀行書とは違いリアリティがあること。
観光ではなく旅行を体験させることに凄さを感じる。
マレー半島・シンガポールもバス停で迷って途方にくれている場面や
娼婦館での出来事とそこに集まる人々の人間模様の描写力。
マレーシアとシンガポールとのカルチャーギャップなど、
東南アジアの日常から見える価値観の違いや
人の洞察力が凄いと感じる。
知らない間に続編を買いに行ってしまう。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/10/4122024137.html">
<title>陰翳礼讃 (中公文庫)</title>
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<description> 日本の夜は明るすぎる、と谷崎潤一郎が『陰翳礼賛』で嘆いたのは昭和8年のことだ。現代と比べたらさぞ暗かったろうと思われる時代である。
 谷崎は単に明るすぎるのを嫌ったわけではない。ロウソクなどの柔ら...</description>
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<![CDATA[
 日本の夜は明るすぎる、と谷崎潤一郎が『陰翳礼賛』で嘆いたのは昭和8年のことだ。現代と比べたらさぞ暗かったろうと思われる時代である。
 谷崎は単に明るすぎるのを嫌ったわけではない。ロウソクなどの柔らかな灯と、それがつくる陰が本の文化であり、その文化が消えていく（あるいは変質する）のを憂えたのだ。
 もっと言うならば、谷崎は灯火を暗喩に用いて、西洋文明を無条件に導入してきた日本人のあり方を疑問視しているのである。
 「谷崎は実際には明るい家をつくった」などと的外れなことを述べて得意がっている輩がいるが、自分の知性の低さを公表しているようなものだ。
谷崎潤一郎による戦前の名エッセイ。
日本人の根底にある美意識を、当時急速に日本に浸透しつつあった西洋文化と比較する
ことで見事にあぶりだしています。

デザイン関連の何冊かの本で、陰翳礼讃のことが絶賛されていたので読みました。
最近読んだ本では「デザインの深読み（坂井直樹）」と「商いデザイン（永井資久）」、
これら以外にも昔読んだデザイン関連本の中にも陰翳礼讃のことが書かれていた記憶が
あります。

「デザインの深読み（坂井直樹）」によれば、陰翳礼讃は今や世界のプロダクトデザイナー
の愛読書になっているのに、日本のデザイナーでこの本を読んでいるのは年配者ばかりで
将来がやや不安だ、とのこと。
全く同感です。

７０年以上も前に書かれたこの本がいまだに読まれ続けている、しかも世界中で。
この一点を持ってして、この本の秀逸さがわかっていただけると思います。
しかも読んでいて単純に面白く、とても読みやすいというのも素晴らしい。
それも、長く読まれ続けている理由の一つだとと思います。

日本の文化・美意識の素晴らしさを改めて教えてくれたこの本に、感謝です。高校の頃、国語の教科書に掲載されており、それを見てすぐに書店に走った覚えがあります。が、あろうことか無くしてしまった為、再度購入。この作品はもう何回も拝読していますが、その度に日本の美の奥深さを感じます。日本人ならば一度は読む価値のある一冊だと思っています。たくさんレヴューがでているんですね。いまさら何も付け加えるものはありません。まず読みやすい。身近な話題（厠、旅行、男女関係、そして女性）が著者によって一刀両断に批評されていきます。小説と違って、ここには彼の美意識が具体性を持つ現象や道具へのコメントを通じて、直接に提示されているわけです。特に女性観の部分は一読に値します。しかし、この部分は、おそらく誤解されやすい部分です。現代では、もはや断片的にこの種のコメントをこのような形で述べることは許されないかもしれません。特に、「個性」ではなく「型」を重視する部分、そして日本女性を人形と捉え部分（４７ページ、125ページ）は、もはや現代の日本人には少なからぬ反感を引き起こす部分なのかもしれません。またステレオタイプ化した国民性の過度の一般化とそれへの依拠は議論を巻き起こす部分でしょう。しかし断片に現れる見解を、その基底の部分で支えているのは、著者の日本に対する美意識です。悲しいかな、この美意識を、谷崎が取り上げる具体性の中で再体験することは難しいかもしれません。やっと知的営為の産物として、かすかに思い出すことができるといったところでしょう。この全体的な哲学への理解なしで、これらの断片への好悪やその古めかしさを取り上げても、それは野暮な行為というべきでしょう。ここでは、これまでは不思議としか思えなかった鉄漿すら必然として説明されているくらいですから。そして、忘れてはならないのは、全編、著者のユーモアがさりげなくちりばめられています。確か高校の時の現代国語の教科書に抜粋され題材として掲載されていたと記憶しています。もちろんまじめに勉強することなくボーっとした時間を過ごしていた当時の授業にあってこの作品だけはその後も記憶の奥底にいい意味でこびり付いていました。特に共感出来た箇所は書院造りの座敷が織成す陰影の恐怖心を覚えたという所でしょうか。当時住んでいた家には仏壇のある座敷があり、今考えると南向きの間取りであったにも関わらず、昼間でも障子越しの淡い光は部屋の奥まで届かず、夜にともなると完全に闇になってしまうその座敷は怖さを伴って、近寄り難い雰囲気がありました。それから漆塗りの椀や金細工を施した屏風は（もちろん我が家にはそんな高価なものはありませんでしたが）、そんな淡い光の中でこそ輝きあることを再認識しました。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/11/4101235074.html">
<title>深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)</title>
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<description> 私もインドを旅行したことがあります。日本の常識が通用しないことや人々の貧困に大変驚いたことを覚えています。
 この本では駅や路上で生活している人やベナレスの死体焼場のことを取り上げていますが文章が...</description>
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 私もインドを旅行したことがあります。日本の常識が通用しないことや人々の貧困に大変驚いたことを覚えています。
 この本では駅や路上で生活している人やベナレスの死体焼場のことを取り上げていますが文章がどちらかというと冷静です。残念ながら１巻の「香港・マカオ編」のちょっとの事にも興奮して何でもやってやろうというワクワク感が減じてしまっているように思います。旅も佳境に入って、一日一日を現地の人たちとどうやって過ごすかということに重点が置かれているので仕方のないことかもわかりませんが・・。とにかく深いインド・ネパール編。第八章の「雨が私を眠らせる」は手紙という表現上も
あわせて本当に淡々と描かれているが、それがまたアンニュイな気持ちにさせて、じめじめ
した気候を想像すると自分がとけていきそうな気がする。
第九章の「死の匂い」の死体焼き場をポツンと眺めてる著者を想像してると、気が滅入るが
そこの描写にあるように不思議な恍惚感が湧いてくる。
インドって国は不思議な国だとは思っていたが、何かこれを気に勉強してみたくなるような
もしくは行って見たくなるような変な気持ちになりました。

それにしても貧困に苦しむ子供たちの姿には胸が痛くなるが、本当にちょっとしたきっかけで
みせてくれる笑顔などというシーンでは心が温まるね。。。

あとラストの対談ではブッダガヤで出会った此経(これつね)さんと懐かしい回想などをして
ましたが、興味深く読めて面白かったです。カルカッタ／ブッダガヤ／カトマンズ／ベナレス／デリーと転々としながらいろんな経験をしている様子が分かります。
筆者が旅行をしている時代のインド／ネパールの状況も分かります。
現在の状況と比較してみたくなりました。
前2巻と比較して、重たい内容も多くなっており、筆者が旅に慣れて現地のいろんな状況を感じ取ることができるようになっていると感じました。インドには言ったことがないが、言ったことがある人、
住んだ事がある人からいろいろ聞いた事があるが、
皆人生感が変わったと言っているのを読んでいて思い出した。
アジアから旅をしてきての精神的なものが加わり、インド的なる
ものの一旦が感じられた。 川での死者の場面は特に印象に
残っている。冒頭に飛行機のチケットでもめる件がある。
自分だったらどうするか考えてしまうが、
読む側もハラハラさせられてしまった。
インド・ネパールは行き当たりばったりの
バッグパッカーに必ず訪れる喪失感を上手く描いている。
それは、周りに飲み込まれてしまう惰性でもある。
第３巻は、そんな憤りを上手く書いている。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/12/4087813010.html">
<title>対論・筑紫哲也 このくにの行方</title>
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<dc:date>2008-11-17T01:03:41+09:00</dc:date>
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<description>カルロス・ゴーン、養老孟司、加藤周一、緒方貞子、奥田碩、野中広務、北野武、出井伸之らとの2002年８月から2003年9月に同名のタイトルでニュース２３で放映された内容をテキスト化したもの。未放送部分...</description>
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カルロス・ゴーン、養老孟司、加藤周一、緒方貞子、奥田碩、野中広務、北野武、出井伸之らとの2002年８月から2003年9月に同名のタイトルでニュース２３で放映された内容をテキスト化したもの。未放送部分の内容もあるとの事。
興味ある点：養老先生はいつもながらの情報化と脳化や身体性についてブレのない視点から現代社会の問題点を指摘している。
加藤さんは、京都の街に多くの人が惹かれるのは、木の文化だという。それも塗らない木、磨きこまれら木造建築。そこの多くの人、日本人だけでなく世界の人が引きつかれるのではと指摘する。また2次大戦敗戦による日本人の開放感と今後来るであろう経済敗戦の開放感は異なるとの指摘はなるほど。

野中さんは引退する前と引退後の2回に分かれているが、小泉政権下における日本の舵取りに対する不満を爆発させていて、地方無視、靖国問題を厳しく指摘している。野中さんの引退にも隠された理由がありそうですね。
北野武さんは、養老先生とも対談したことがあるからなのか、死を隠蔽するメディアや社会の問題を指摘している。自らが作る映画の中の暴力の意味付けはその死を隠すメディアや社会への挑戦なのかもしれない。
良かった。番組を見逃した人にはオススメ出来る。私はあまり読書家ではないが「このくにの行方」は対談殆どで字の大きさも適切だったので一気に読めて面白かった。ゲストも興味深いキャラが目白押し！番組見てない人も「へえ〜」って読める内容だと思う。他の独り言の本よりは、対談の方が公正で理解しやすい。野中さんは必見だね。この本は、ニュースキャスターの筑紫氏が番組ニュース２３の中で、各文化人と対談したものをまとめた本です。今日本が変わろうとしている中で、各文化人がどのように感じているのか、よく分かります。ただ、一つの目玉であるカルロス・ゴーン氏との対談が２００２年８月である上、さらに８人の文化人の内、２００３年に対談したのはの引退を表明した野中広務氏、たった一人。少々出版の時期を逸脱しており、賞味期限の切れた感じがします。やはり、日本が賛成した「イラク戦争」が始まった３月以降の対談がたった一人では、この本の魅力はそがれてしまっています。こういった対談本は、旬の情報や考え方が「売り」だと思われるため、出演者がＧＲＥＡＴなだけに、かなり残念です。この本の評価は、★★「買う必要はない。図書館で見つけたら読んで」をつけます。ニュース２３で放映された対論のフルテキスト。各界の第１人者（カルロス・ゴーン、養老孟司、加藤周一、緒方貞子、奥田碩、野中広務、北野武、出井伸之）と筑紫キャスターとの対話が収められる。多彩な語り手たちの議論は、政治・経済・文化など、多岐にわたる。もともとがニュース番組のためのものということもあり、語り口は平易でテンポよく、一息に読み通すことができる。全体を貫く主題はタイトルどおり「このくにの行方」である。また、その視点は、筑紫氏があとがきで述べるように、「変えるべきもの」と「変えるべきでないもの」との識別であろう。個々の議論については読者により賛否が分かれるであろうが、経験や実績に裏付けられた議論が多く、説得力が高いように思われた。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/13/4101235104.html">
<title>深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)</title>
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<description>スペインのマドリードで昼は市を、夜は居酒屋をうろつく中で沢木さんは段々、無の感情に
蝕まれていきます。そこで懊悩してる時に、思い出したのがタイで会った夫妻に言われたこの
言葉で、そこに答えを見つけよ...</description>
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スペインのマドリードで昼は市を、夜は居酒屋をうろつく中で沢木さんは段々、無の感情に
蝕まれていきます。そこで懊悩してる時に、思い出したのがタイで会った夫妻に言われたこの
言葉で、そこに答えを見つけようとする、、、僕はこの深夜特急を最初から読んで、ずーっと
思っていたが、この人は何でこんなに真面目、いや誠実なんだろうと。。表面的な無鉄砲な
ユニークさはあるが、内面は誠実そのもの、常識人だし、大人びてるし、保守的だし、確かに
育った世代もあるかもしれないが、この人は誠実そのものだと思う。
そう考えて振り返ると、深夜特急が何故こんなに面白いと思ったとき、この内面の深さは
結構あるんじゃないかなぁとね。普通（普通の26才、まぁまだ青年だよ）の人にだったら
きっと、もっと表面的、センス的な所、フィーリング的な所が大事だろうし、もしくはもっと
単純か、逆に理屈っぽかのどっちかだろう。つまり沢木さんが見たその国や街、あるいは
市場や広場、とりわけ人々への内面へ内面への観察力や、もしくはそれが一番大事とする
精神があるからこの本は面白いんだろう。
そしてそうゆう人柄が行き着く先々で縁を作るんじゃないかとね。

だから結局、このいつでも誠実に考え抜いてる人が出した結論が最後、あのような結論じゃ
ないのかな。多分、旅に終わりはないなんてキザな発想じゃなく、そこに道があれば、
考える事、悩むことはいくらでも増えるし、否応なしに対応しなきゃいけない事柄がいくら
でも出てくるその過程、その過程を楽しむもんなんだろう旅も人生も。

それにしても途中からは自分も旅をしてるような気分になってましたよ（笑）。贅沢な時間
でした。

言わずと知れたバックパッカーのバイブル。
香港からトルコまでの面白さにはさほど争いは無いと思う。
しかし、この６巻で冒険物語を締めくくるのに相応しい
壮大なラストを期待した読者は少々拍子抜けするかもしれない。
私も最初は疑問であったが、その意味を知ったとき、
この小説は全く期待を裏切っていないどころか更なる可能性を示唆して
フェードアウトしているということに気付いた。
つまり、こういうことである。

サグレスにて旅の終わりを決意した『私』は
目的地と思っていたロンドンの中央郵便局に到着するが、
それは単なる勘違いで、最初から目的地なんて存在しなかった。
そこで再び考えを改めるのである。
『だったら、どこで旅を終えてもいいじゃないか』
そして、気の向くままにアイスランドへと行くのだ(多分)。
『ワレ到着セズ』とは『旅に終わり(目的地)などない』という
これほどまでにシンプルなメッセージを強く発しているのである。
バイブルの名に恥じない、これ以外は考えられないほどの最高のラストだと思う。イタリア、モナコ、フランス、スペイン、ポルトガル、再びフランス、そして最終目的地のイギリスとヨーロッパを旅しています。
最終目的地が近いのに、旅の終わりを決断できず、なかなかそこへ行くことができない心境というものが伝わってきます。
ポルトガルで旅の終わりを決断した後もパリで数週間過ごすということもあり、気の長いたびであったと感じました。
自分もそのような旅に出たくなりました。26歳の沢木青年（筆者）が香港からロンドンまでをバスで旅した、すでにクラシックに分類されるのはないかと思われるベストセラー旅行記。旅の計画もガイドブックも持たず、一年以上かけてただひたすら偶然と気分に任せて旅をするスタイルは、時間単価の高い短期旅行しかしてこなかった私には、こういう楽しみ方もあるのかと逆に新鮮であった。危険を恐れて逃げてしまえば、安全である反面、その向こうにあるかもしれない貴重な経験をする機会を失ってしまうという姿勢が旅全体を通して貫かれていて、現地の人々との出会いを大きな包容力を持って楽しんでいる点はとても共感できる。なぜもっと能動的に目的を持って旅をしないんだろうかと首を傾げつつも、逆に受動的であることによって、現地のあるがままの生活や文化を極限まで吸収して味わうことができるのかなと妙に納得させられる。全6巻あるが、旅の光景が湧きやすい文章なので、すらすら読めてしまうだろう。１巻から６巻までもう何度読んだか分からない。
なぜならこれだけ現実離れした経験をしたいと思ってもできないからだ。
深夜特急はそんな現実逃避したくなる時によく読む。
６巻は、これまでの混沌としたアジア、シルクロードと違って大都市の匂いがしてくる。
文化の違いに差がなくなってくるからだろう。
しかし、ここでも沢木は根っからの博徒なんだろう。またモナコのカジノでやってしまう。
マカオでの賭けを再現してしまう。
そういうとんでも無いことをしてしまうことが、読者を惹き付けるのだろう。
いろんな人物が影響を受けたのもうなずける。
この深夜特急を読んで「チューヤン」や「猿岩石」を思い出してしまった。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/14/4101235090.html">
<title>深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)</title>
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<description>旅にも幼年期、青年期、壮年期、老年期とあり、この巻では壮年期にあたる部分を描いている
確かにエネルギッシュに前へ、前へというよりは、何か心の隙間を埋めるように、それを
求めて前へ進んでいる印象を受け...</description>
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旅にも幼年期、青年期、壮年期、老年期とあり、この巻では壮年期にあたる部分を描いている
確かにエネルギッシュに前へ、前へというよりは、何か心の隙間を埋めるように、それを
求めて前へ進んでいる印象を受けました。

個人的にはトルコ編はほのぼのとしていていいなぁ〜と思います。香港のスターフェリーも
いいですが、こちらのアジアとヨーロッパを往復するフェリーは本当に羨ましいなと、、、
朝起きて、朝食を食べ、散歩してから食料を買いフェリーで風に吹かれぼーっとして、また
帰ってくる、たったそれだけの事がものすごく贅沢に思えてくる。

ギリシャ編では、スパルタの廃墟で出会った老人の件が感慨深いですね。年をとって好奇心
が磨耗しても人とだけは関わりたいというのがやっぱり素直な所なんだろうなぁ、、、
散歩してたらいきなりバースデーパーティーに誘われる件も、読んでて癒されます。やっぱ
人と人との繋がりはいいなと。

地中海からの手紙の章では、今までの旅の事をなかば自棄になって顧みてたりしますが、ほ
んと人生の壮年期と同じですよね（笑）。

最後にいったい何を得るのか、次の巻が楽しみです。アジアからヨーロッパへと移動して行きます。
トルコとギリシャの旅ですが、アジアからヨーロッパへと街のようすが変わっていくのが分かります。
長旅で慣れてきたのか、現地の人たちとの触れ合いが多くなってきているように感じました。
この巻では特にトルコからギリシャへの国境を越える部分が面白かったです。確かに彼にはテレビも新刊本も不必要だったろう。しかし、彼もまた人だけは必要としていたのではなかったか。 その時私は、自分が胸のうちで、彼もまた、と呟いていたことに気がついた。そう、彼もまた、と・・・。スパルタの町はずれで出会った老人を思い出して沢木さんはこう書いている。凄く、物凄く心に響く一文でした。
 
潔い滅び！とか、李賀の言葉とか終盤に差し掛かり、哲学的な哀愁漂う旅の中でTとCのチャイの違いに「なるほど！！」と納得してしまった私でした。この巻になると、旅の終わりを意識した著述が多くなり、
旅の向こう側に何があるのかを知りたくなってくる。
又この巻は東洋的な旅から西洋社会に入った事での
心境の変化も克明に描かれていて非常に興味がもてた。
ヨーロッパとアジアそれぞれ訪れたことがあり、その
違いは体感としてしっているつもりだったが、この
本を読むともっと泥臭いものを感じた。これまでの巻とは違い、
人は助けられまた助けるという
人の巡りあわせというものを感じさせられる。
旅にでると、その土地の人に助けられるというのはよくあるが、
使者という役割をするということはめったにないことだろう。
５巻は「使者」という役目を中心に描いているが、
どうやってその役目を果たすことができるのか、
気にならずにはいられなかった。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/15/4101235082.html">
<title>深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)</title>
<link>http://25-book.bestbook-search.com/detail/15/4101235082.html</link>
<dc:date>2008-11-17T01:03:41+09:00</dc:date>
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<description>このシルクロード編を読んでいると、文中でも使われてる蒼味を帯びた風がスーッと吹いてく
るようなそんな感じを受ける。最初の方の勢いというものが薄れていき、著者自身の内面描写
にスポットが当たる部分も多...</description>
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このシルクロード編を読んでいると、文中でも使われてる蒼味を帯びた風がスーッと吹いてく
るようなそんな感じを受ける。最初の方の勢いというものが薄れていき、著者自身の内面描写
にスポットが当たる部分も多い。だが迷い迷う姿には誠実さがあるような気がした。

ここでは乗り合いのバスがメインで淡々と進む所があるので、ある種起伏に欠けるが、それで
も一台のバスの中に多国籍の放浪者達が集まる画は想像しただけで何か面白いし、バスの窓か
ら時折覗く景色に非常に心が揺れるね。淡々としてるが、そこここに微妙に違う色があって
感慨深いね。

最初の香港編から物乞いはずーっと出てきたが、ここで登場したロッテルダムの男という青年
が、ほぼ限りなく文無しに近いのに、それでも物乞いの子供たちに自分の金をわけてやる姿に
は感動したし考えさせられたね。著者もそこで衝撃を受けて、ある意味解放されて自由に
なったと書いてるが、ほんとあげるのが良いとか悪いとかの理屈じゃないのね。生きるのも
生きれるのも理屈じゃないと、、、。

ここから旅も冬に突入するのかも、蒼味を帯びた風が吹いたとき、それがどこから吹いてるの
かと前に進めるか、その冷たさに震えて立ちすくむ、もしくは終わってしまう、そうゆう放浪
の旅独特の転機を垣間見た気がした。この巻から本格的なバスの旅が始まります。
今までの滞在型の旅から移動を中心とした旅に変わったように感じました。
パキスタン、アフガニスタン、イランと移動して行きますが、特に今は行くことすら難しいアフガニスタンの部分は興味深く読めました。
また、それぞれの国の雰囲気の違いが伝わってきました。シルクロードというと司馬遼太郎などが描いた草原の風景が
目に浮かんだが、内容は違っていた。もっと埃っぽい風景が
描かれている。現在ではこの様な旅ができない危険な場所だが
人間性にあふれていた時代もあったのだと改めて現在の悲惨な
状況にこころ苦しくなる。冒頭インドに戻ってくるところから始まる。
３巻から読むとこの冒頭は凄くホットした気にさせられる。
それは、いろんな喪失感や体調の不具合から自分自身が
開放させられてたような気にさせられる。
この巻では、パキスタンやアフガニスタン、イランを巡るが
自分だったらまずここは避けて通るだろう。
一難去ってまた一難という体験をしたくないからだ。
沢木にとって旅は生き様なんだと考えさせられる一巻。 深夜特急の内容はもちろん素晴らしいのですが、この本の表紙の絵が素晴らしいです。
 １〜６の表紙絵の中でこの４がイチバン好きです。この絵を見ると、パキスタン北部のポプラ並木や中国奥地の柳(シルクロード特有の種類)の並木を思い出します。
 この本を読んで旅に出たくなった方は、ぜひ思い切って旅に出ると良いと思います。この本を読んでというわけではないのですが、私も世界一周したクチです。欧米は高くつきますが、アジアならかなり安く済むはずです。
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<title>垂直の記憶―岩と雪の7章</title>
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<description>数年前から山岳小説に興味を持ち、何冊か読んできましたが、久々に面白い山岳本に出会いました。
山野井泰史氏は、登山界では非常に有名な方です。

全編、興奮しながら一気に読了しました。
各章の間にあるコ...</description>
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数年前から山岳小説に興味を持ち、何冊か読んできましたが、久々に面白い山岳本に出会いました。
山野井泰史氏は、登山界では非常に有名な方です。

全編、興奮しながら一気に読了しました。
各章の間にあるコラムも、山野井氏の人柄や日常が垣間見え、温かみがありました。
文章が稚拙だと仰る方がいらっしゃいますが、本業がクライマーなのに、これだけの文章を書ける人がいるのだと、私はむしろびっくりしました。


私はこの本を読み、幾つかの疑問点を感じました。クライマーとしてのプライド、価値観は人それぞれだと思いますが、自己満足でクライミングする人、或いは社会に自分の存在を知らしめる満足感でする人。様々、文中で苦労の末、下山し最章での夫人を残し、先に自分が下山する。とありますが、その際に夫人の生きている姿を最後では無いかと写真に撮る行為はどうしても理解が出来ません。私ならば妻がその様な状態になってしまったなら、最後まで傍にいて付き添い下山に全力を尽くし、最悪の場合は一緒に死ぬことを撰びます。また、下山しギャルツェンに会えた時も作者は登頂した事を最初に伝えていますが、それも私ならば妻の救助が最優先ではないかと考えます。ＮＨＫ「白夜の大岩壁に挑む〜クライマー山野井夫妻〜」を観て、山野井夫妻に興味が沸いて読んでみた。命をかけた、本当にギリギリのところまでいかないと、極限の登山はできないんですね。近くの山に登ることさえおっくうな私には考えられないが、山野井さんのように「生きること＝登山」という人がこの世に存在することを初めて知った（笑）。

文章はプロと比べたら素人らしい拙さを感じるが、技巧がない分、素朴で力強い意思が伝わってくる好著だと思う。「ギャチュン・カン」のパートは沢木耕太郎の「凍」の方が迫力が伝わってくると私は思います。一つ一つの文章は短く、また決して情緒的ではなく、従って「味わいながら読む」という感じではありません。
しかし、ただひたすら、困難な登山に単独で挑むことを生きがいと選んだ山野井氏が、控えめに著した唯一の著作を読む機会に、私は巡り会えたのです。
きっかけは、ゴルゴ13の名作「白龍登り立つ」の登場人物隣隊長が、「極地方など登山家の恥だっ!!」と喝破する一方で「世界に評価された日本人が二人…
冒険登山家の山野井だ!」と認める人物。
どんなクライマーなんだろう、と思っていたのです。
口絵を飾る写真は著者自らが撮影した秀峰の数々。どれも息をのむほど美しい。
凍傷で指を失っても、「登りたい!」という情熱は冷めることがない。
私自身は決して登ることはありませんが、この世界をもっともっと知ってみたい、と思わされる一冊でした。
現代生活とは離れた生活をされている、山野井夫妻。物がありふれている今だからこそ我がの生活を振り返ってみたらどうだろうか。また愛などという言葉ではくくれない夫婦の信頼関係、協力関係は読んでいて羨ましくも思えてくる。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/17/4532192188.html">
<title>冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)</title>
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<description>この本に出会うか、出会わないかで、人生は大きく変わるだろう。
ぜひ皆様に読んで欲しい一冊です。

http://ryogarden.com/blog/著名投資家ジムロジャーズのバイクでの世界一周を描...</description>
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この本に出会うか、出会わないかで、人生は大きく変わるだろう。
ぜひ皆様に読んで欲しい一冊です。

http://ryogarden.com/blog/著名投資家ジムロジャーズのバイクでの世界一周を描いた紀行文。著者は冒険投資家を名乗っているので、紀行文と呼んでは失礼でしょうか、冒険記と紹介するほうが喜んでもらえるかもしれません。
投資本を読み漁っていた時期がありましたが、投資家の紀行文を読んでもしかたないかな、知りたいのは引退した投資家の旅の記録なんかじゃなくて投資手法なんだよなんて感じもあって長く手が伸びませんでした。
でも、それは間違いでした。
この本には、ジムロジャーズの投資の真髄が詰まっています。そう、こんな話が聞きたかったのです。
ジムロジャーズは、旅先で様々なものを見聞きし、歴史的・地理的観点から思索を続けます、そして長期的な視点からいいものを安く買っていく。安いだけではだめで、長期的な好転の兆しが必要だと彼は行っていますが。
ジムロジャーズが「投資本」を書くとすれば、結果としてこういうスタイルを採らざるを得なかったのです。
この本は、優れた投資本であると同時に、優れた歴史書でもあります。１９９０代の世界を生き生きと描いた優れた歴史書。書かれたときに読んでも面白かったでしょうが、２０年を経た今読むのも、読むタイミングとしては悪くない。もしかしたら、今読んだほうが面白いかもしれません。
行く先々で、ジムロジャーズは、地理的歴史的視点から、現状を分析し、地域の未来を思い描きます。彼が、２０年前に描いた未来図と現在とを比べるとき、彼の洞察力に驚かされます。優れた投資家の長期的視点ってこんな風なんですね。いや、すごいです。
繰り返しになりますが、この本は、最高に良質な、投資本であり、歴史書だと思います
。そう、こんな話を聞きたかったのです「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 」の著者でもあるジム・ロジャーズの冒険記１作目。村上龍氏、絶賛。面白い

「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 」を読んだ後に、本書を読んだためそこまでの新鮮味はなかったものの、変わらず、ジム（親しみを込めて呼び捨て...）の鋭い世界観を窺い知ることができた。旅行記としても面白く、ビクトリア瀑布やイグアスの滝など、世界三大瀑布に興味を持つことができた。海外旅行にいく前に、ジムの世界観をあらかじめ確認してから行くと、実り多き旅になるだろう。

特に、自国の通貨（米ドル）と他国の通貨に対する洞察には脱帽です。外貨を得ることの意味をいまいち理解していませんでしたが、本書を含め、冒険記２作を読むことで、単純に海外から何かを買うことができなくなる、というシンプルな原理が分かってきました。

村上龍氏の解説で心に残ったジムの言葉  "人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ"旅と人生とオートバイといえば思い出したのがパーシグ作「禅と修理とオートバイ」。本書との大きな違い
はパーシグが内面に目を向け、ロジャーズが外に目を向ける点。ただ、世界のあるがままを見ようとする
姿勢は共通していると思う。
本書を読むことで彼の投資哲学はわかると思うけど、手っ取り早く彼のやり方を知りたいと思うのであれば
「マーケットの魔術師」での彼のインタビューを読んだほうがよいと思。
彼の投資スタイルはきわめてシンプル、完全な成長株＋長期投資型。彼が重視する"トレンド"は100年に一度
の変化といった類のもの。投資先として探す企業も一年で倍になるようなところが対象となる。
もう一つ、彼の共和党的というか国家統制に関する頑固なまでの不信感が全編を貫いている。民主党リベ
ラル派のスティグリッツといい対比。ただ両者の出す結論はそれほど離れていないように思える。
内容的な不満は、単行本で出版する際に内容をカットし、ついで文庫本にする際さらにカットしている点。大投資家ジム・ロジャーズの冒険記です。パートナーと二人でバイクにまたがり、世界中を旅したことを細かく綴った本です。

旅の途中での出来事や、考えたこと、また現地で投資した経験なども書かれており、著者の投資哲学を同時に学ぶことができますが、あくまでも冒険記の域を出ない様に感じます。従って、冒険記に興味がない人にとっては少々苦痛な部分が多いかもしれません。投資家のジム・ロジャーズの本として読むのではなく、冒険家としての本を楽しむつもりで読んでみるのが良いと思います。
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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/18/4393363604.html">
<title>それでも人生にイエスと言う</title>
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<description>今の世の中ではよく、生きていても意味が無い。死にたいなどという言葉をはくことにためらいが無い。
一度、この著書とどう著者の「夜と霧」を読んでもらいたい。
なぜ生きるのか。これは人間のもつ絶対的な問い...</description>
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今の世の中ではよく、生きていても意味が無い。死にたいなどという言葉をはくことにためらいが無い。
一度、この著書とどう著者の「夜と霧」を読んでもらいたい。
なぜ生きるのか。これは人間のもつ絶対的な問いである。
釈迦が仏教を開いた根源であり、多くの小説家が扱ってきたテーマだ。
しかし、著者のフランクルは言う。
人生に対する問いのコペルニクス的転換と。
この意味を知りたいと思われる方は是非、読んでください。
生きていたくない、と言葉を吐く前に自分はどう生きてきたのか、どう生きていくのかを考えたい。ナチスによって強制収容所に送られ、死と隣り合わせの過酷な状況の中で
生き抜く。その体験は「夜と霧」ですでに読んでいた。だが、この作品で、
そのような過酷な状況の中で作者はどう考えどう行動したのかがより深く
分かったような気がする。どんな状況になっても人は生きていかなければ
ならないのだ。人は絶対に生きることをあきらめてはいけないのだ。
「どんな人生にも意味がある」この言葉の持つ意味は深くて重い。与えられた
命の大切さをもう一度考えさせてくれる、貴重な作品だった。「夜と霧」もすばらしい作品ですが、この本も本当にすばらしかった。
自殺者が年間３万人を超える現在にも・・というか、現在のような状況
だからこそ、フランクルの哲学は必要とされていると思いました。

アウシュビッツの収容所と現在を比較すると、あまりにも違いすぎ
ますが「苦悩する人間」が減ったかというとそうでもない。
環境は違っても、色々な問題を抱えて人々は苦悩している。

フランクルのいう「この世の中にはいい人と悪い人の二種類しかない」というような
人間の性質というのも現在でも通じるものだと思う。

遺伝子技術によって、人間が自分自身に生物学的な変化を与えたとしても、
おそらく苦悩は消えないと思う。次から次へと、さらなる要求や環境の変化が
生じ、新たな苦悩が生まると思う。

そういう意味で、フランクルの哲学は未来の人間にも重宝される貴重な思想である
と思います。大学の先生が退官して置いていった本の中から見つけました。
この本を耽読すれば長生きすることに本質的な意味は無いと
いうこと、例え子孫を残すという遺伝子の命令を果たすこと
が出来なくても人生の意味は失われないということがわかり
ます。怪しいニューエイジ系の自己啓発書の様な無責任なこ
とは一つも書いてありません。ぜひ「夜と霧」とあわせて読
んでいただきたいと思います。｢それでも人生にＹＥＳと言う｣
このタイトルが導き出されるまでの著者の人生が全てを物語っています。

全ての経験には意味がある
人生への絶対的な肯定。
壮絶な経験を経た著者だからこそ重みが違います。

心の底まで響いてくる一冊です。
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<title>マダム小林の優雅な生活 (幻冬舎文庫)</title>
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<description>私は生まれ変ったら誰になりたい？と聞かれたら『小林聡美さん』と言うくらい彼女が好きである。
憧れである。そして、手にしたこの本。「マダム小林の優雅な生活」と書いてあるので
どんなに素敵なマダムライフ...</description>
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私は生まれ変ったら誰になりたい？と聞かれたら『小林聡美さん』と言うくらい彼女が好きである。
憧れである。そして、手にしたこの本。「マダム小林の優雅な生活」と書いてあるので
どんなに素敵なマダムライフを送ってらっしゃるのか！と意気込んで読んだら、
結構とほほな情けない話が満載でとっても親近感が沸きました。

あとがきで吉本ばなな（よしもとばなな）さんも書いている『函館の女』と言う話は、
えびな美どりに間違えられ、サインを頼まれてサインにも『えびな美どり』と書いてきちゃうところとか、
小林さんのゴーゴーな姿が目に浮かんで流石だ！と思いました。

老後は海外で優雅に暮らしたいという夢を持つ小林さん。
その為に英会話を習いに行くのですが、そこに出てきたのは日本人のおっちゃん。
そして『カタカナ・イングリッシュ』で一年間も教室に通うはめになった爆笑エッセイが特に好きでした。
どうぞ、あなたも一度体感してみて下さいね！独特の文体も病みつきになります。解説に書いてあるとおり笑えるエッセイです。TVで見たまま聞いたままの話口調でスラスラ読めます。小林さん毎日楽しそう。三谷さんは心のアウトドア派だと言うことも判明笑小林さんと毎日一緒にいると楽しいだろうな〜。レビューでかなり笑えるとあったので期待して読んだらそこまで笑えなかったです。たしかにおもしろいし、雰囲気もすてきだけど、声に出すまで笑えるかな？女優さんですし、文庫だし、文句はないですけど・・・。どうせなら群ようこさんのエッセイのほうがずっと笑えるし、別ジャンルになるけどナンシー関さんのコラムの切れ味がたまらないっ。私にとってこの本「ほのぼの」って感じでした。楽しく読ませていただいた章もいくつかはありましたが、私には著者のユーモアがまったく理解できません。ページを読んで行くうちになんと突然、著者が飼っている猫のフ○の写真が！とても不快になり、怒りまで込上げてました。タイトルに”マダム”だの、”優雅”だのと入れている以上、ここまで下品な事はしてほしくないです。女優さんなのに、なんかとても庶民的。
そんな著者の人柄が滲み出ている一冊だ。

情報のアンテナをいつも広く張っているのだろう。
何でもない日常が、著者の手に掛かると
ドラマチックな出来事となり、
読者は爆笑の渦にハマってしまう。
冷静かつウイットに富んだユーモアのセンス、
抜群です。

炎がボーボー上がるオトサン、ソバージュ先生の
自信に満ちたカタカナ英語教室に、特に興味を
そそられました。




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<item rdf:about="http://25-book.bestbook-search.com/detail/20/440839582X.html">
<title>私の財産告白</title>
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<description>なんといっても戦後すぐの出版物であるにも関わらず、今日にも通用する蓄財術が披露されていることに驚きを感じる。

と、同時に蓄財の基本は、いつの時代も変わりはないということも新鮮な発見だ。橘玲氏あたり...</description>
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なんといっても戦後すぐの出版物であるにも関わらず、今日にも通用する蓄財術が披露されていることに驚きを感じる。

と、同時に蓄財の基本は、いつの時代も変わりはないということも新鮮な発見だ。橘玲氏あたりの「黄金の羽」的生き方に通じるものが、本書に見られることは偶然の産物ではあるまい。時代の垣根を超えて、歴史に学ぶとはこういうことですね。100年以上も前に生きた方の知恵を受け取ることが出来ることに妙に感動します。
本田静六氏は蓄財で有名な方です。
著者は1／4を蓄えにまわすというコトを提唱されているが納税額で日本一の記録を作られた斎藤一人さんもまったく同じ話しをされており説得力を感じました。(1万円入ったとき3000円残す人がお金を残すという話です)
ちなみに全体を通じておもしろいということ感じることは少なく、地に足の着いたある種当たり前の連続です、評価が高いからとウルトラＣ級解を求めると期待にそぐわないと感じるかもしれないで念のため。
以下役に立った点
・人生一度通る貧乏ならできるだけはやく切り抜けた方がよい
・ケチと気前のよさが与える後の印象
・気の毒は先にやる
・金儲けは理屈ではなく実際である、計画ではなく努力である、予算ではなく結果である。
・好景気には勤倹貯蓄、不景気には思い切った投資
・よけいな謙遜はしない
・人の名前を正しく覚える
・仕事に追われないで、追う
・平凡人は本業まず第一たるべし
またあとがきに岡本氏が特殊解の鮎川義介と比較し著者や安田善次郎を一般解と位置づけておりものすごくわかりやすくスッキリしました。まずは、貧乏であることに甘んじていることは

いけないことであり、貧乏からは脱出すること、

貧乏を「退治」する心構えが大切というところから

スタート。

蓄財に関しては、これぞ王道と言えそうな

非常にシンプルで分りやすい方法が紹介されています。

あまりにもシンプルで、分りやすいので、

いかに普段「裏技」「抜け道」的なものを求めているか・・・

ということを反省させられます。

また、金持ちになることは終点ではなく、

築いた財産を維持し、有意義に金を使い、

相続するための骨太な考え方が述べられています。

一年に一度、正月や誕生日に金銭面での

人生の軌道修正をするために

繰り返し読みたいと思いました。恥ずかしながら、つい最近この本多静六翁のことを知りました。
明治の生まれで戦中にこのような財産蓄積方法を声を出すこと自体に
とても勇気のある行動だと思うと同時に、その強さとともにある種の
優しさが常に感じられました。

それは、おそらく読者がまるで本多静六翁の孫であるかのような、
優しい語り口調で文章が書かれているからではないでしょうか。

稼ぎのうちから、最初に強制的に4分の一を引き、残りで生活を
やりくりするスタイル。
お金がない、お金がない、と叫ぶ人のほとんどが、余ったら貯金しよう
と考えていると思いますが、この天引き方法は特に言うは易し、行うは難しで、
これを生涯にわたり貫き通したのは、本当にすごいことだと思いました。
また同時に、そういったことをやり遂げられる人だからこそ、
現代にも色あせることのない価値をもつ本を遺せたのだと思います。明治生まれの日本の金持ち父さんのお話です。
当たり前のことしか言ってないのですが、
先達の教えというものはありがたいもんで、
なーんか、染みてきます。
いい本です。
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